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自己満足で勝手に楽しむ日記

楽しいことの寄せ集め。

大安産記3 30分で出産しました

病院到着後30分の超安産日記。1からどうぞ

happy-v.hatenablog.com

 




(続き)

晴れひよこ
6時半。お尻の痛みが、あったりなかったり。
ん?そういえば、陣痛って、波のようだと聞いていたから、もしやまさかとは思うが、
まさかねぇ~。そんなに痛くないし。
そう思いながらも、念のために、近くにあった紙に、違和感感じる時間と、
何にも感じなくなった時間をメモしてみた。
 6:43
 6:50
 6:56
 7:09
なんだ?いきなり5分間隔。
5分間隔ってのは、産まれる直前になるらしくって、
最初は10分間隔とかって聞いてたから、
これ、やっぱ陣痛じゃないんだろう(←笑!!)
しかも、頻繁すぎるから、この痛みはカウントせずに飛ばして、
次は 
 7:20
とか、書いていた。

そうこうしているうちに、夫が起きてきた。

「なんか、痛みの波が来よるんかもしれんのんよ~。
もしかしたら、今日産まれるかもねー。
でも、全然痛く無いけー、たぶんちがうけどね~」
そんなことを言ってしばらくしていたら、
 7:31
 7:35-36
 7:39
 7:43
 7:48-49
 7:53-54
 7;57
なんかこのへんになると、3分間隔とかになってきて、
はて。お尻の痛みも増してきた。

でも、これ、きっと陣痛じゃないよ~。
陣痛だとしても、前駆陣痛かもしれないし。
1分ぐらいですぐにおさまるし。
なによりも、痛いのって、肛門!!
「ぢ」になったのかも。
こんな臨月でお腹大きいのに、
「ぢ」の手術しなければならなくなったら、いやだなぁ~。


晴れひよこ
8時。夫を仕事に送り出すときに、
「肛門が痛いよ~。なんか、出産のときに、肛門押さえるって
聞いたことあるよ~。ゴルフボールとかテニスボールとかで」って話をしたら、
「じゃあ、帰りに百均でゴルフボール買ってこようか~?」
って、お互い、完全に冗談モード。
「いってらっしゃ~い」と送り出した後、

なんだか、やっぱり、本当は陣痛かもしれんな、という気になってきた。
痛みが、1分間だけだけど「くぅぅ~」っていうレベルになってきた。

でも、たった1分だけだし、全然平気。

ただ、また5分くらいしたら、「くぅぅ~」というような痛みが肛門!(笑)に。

万が一、これが陣痛だったとしても良いように、
さぁ、今こそ陣痛準備セットを開ける時だ!(笑)と、
今まで調べ上げて準備していたグッズを開封。
  

まず、三陰交にお灸
そして、生小豆をきっかり7粒飲み込む。
ラズベリーリーフのお茶を沸かして飲み、水筒にセット。
トコちゃんベルトの上に、ゴムチューブも巻く。

腹は減っては戦はできぬと、
大好きなさばの南蛮漬けとご飯をモリモリ食べる。

これをしながら、洗い終わった洗濯物をベランダに干したり、ネットを見て前駆陣痛について
再度調べてみたり、相変わらずいくつものながら作業を一緒に進行。

8:07-08
8:16

なんか、やっぱり怪しいかもと思って、
病院に電話。
陣痛とは違うかもしれないけれど、行ってみます。
来てください。とのことで、外出の準備を始める。


晴れひよこ
8:20-21
8;32
8:35-36
8:38-39
このあたりから、もう、痛いときには、
お尻を力いっぱい押さえて、「くうぅぅ」と耐えるようになっていた。

と、ふと下着に冷たい感覚。
見てみると、少量の出血!!!

ガーン!!なんだこりゃ!!

こりゃ、本当に陣痛だわ!!

やばい、血が出るなんて、もっと早く行かなければならなかったのかも。
そう思って、あわてて○○タクシーに電話。
陣痛のときにはお願いしますと予めお願いしていたタクシー会社。


あわてていたのでテーブルの上のコップをひっくり返すが、
もう、そのまま。

入院セットやらなんやら一式を持って、
タクシーへ乗り込む。

「陣痛なんです!○町の○○病院へ!」
「くぅぅぅうぅ!!!o(><)o」・・「ふぅ」・・静か
「くぅぅぅぅ!!!(1分)・・・・・ふぅ・・・・・(2・3分)・くぅぅぅ!!(1分)・・」
をタクシーのなかで繰り返し、
さぞかし運転手さんも奇妙がっているだろうなと空で思いながら、
陣痛がおさまった瞬間に夫に電話。
あせっていたから、間違えて、夫の独身時代のアパートへ掛けてしまった。
つながったのは、見知らぬ人の家(笑)。
最初は夢中で気づかず、「産まれるー!」とだけ言って、切ってしまった(笑)。
あ・まちがえた!と思ったので、
今度は着信履歴を使って電話をかける。
しかし、履歴の一番上は、佐川急便さんのケイタイだった。
こっちにも、「産まれるよー!早く来て!」とだけ言って、また陣痛が来たので
切ってしまった(笑)。
今度こそ、三度目の正直、今度は夫につながった。かろうじて、かすかに、
夫の「うん」という声が聞こえたから、つながったのだろう。
半ばパニックだったので、めちゃくちゃ。

そうこうしているうちに10分程度で到着。近くの病院でよかった!



晴れひよこ
病院の受付でも「くぅぅぅ、、、ふぅ。。。。」を繰り返してただ事で無い様子をもろに出す。
もう、外見なんか構っていられなくて、顔をくしゃくしゃにして「いたたたたた!!」と言っていた。
すぐに診察室に通された。
座っていた婦人科集団検診の奥様方の、「陣痛?」の声を横に、
診察室へ。すぐに内診室へ移動。
「いたたた!」と思わず立っていられなくてしゃがみこみそうになるところを
看護婦さんに支えてもらって内診台へ。

「9センチです」

え!!まぢ!!?
子宮口は、10センチが全開。普通、7センチくらいから分娩台に上がるものだと聞いているが、
もう、いきなり9センチ!!??

やった!!

痛いけど、思わずガッツポーズをとりたくなった。
もう出産も、始まったことを知らずに後半戦にきていたのだ。
陣痛室で格闘したという話しをたんまり聞いていたので、
その部分、まるごと吹っ飛ばせたんだと思うと、うれしくて、
ラッキーと思った。

そのまま陣痛室に入ることなく、分娩室の分娩台へ。

分娩台に乗るときに、
「研修生(女性)も立ち会っていいですか?」と聞かれ、
へ?こっちはそれどころではない、そんなのどうでもいいわーってな気分で
「はい」。

これに着替えてくださいと、浴衣みたいなのを渡され、
「全部脱ぐんですか!?」と、なんかわけ分からんまま、驚いたり、
痛みが治まって、冷静になったりを繰り返していた。

9時30分ごろ、分娩台に乗った後、
なぜか痛みの時間が少し開き始めた気がして
普通に看護士さんと会話をしたりした。
痛みが寄せたときは、別人のように、「肛門!!押さえてー!!!」
って叫んでいた(笑)。あー恥ずかしい。

このとき分娩台の上で実家に電話をしたが、
これも後で、よそに間違ってかけていたことが判明。
一体どこにかけたんだろう・・(笑)。

ほどなく夫が到着。
「立ち会う?」って笑いながら聞く余裕、私にまだあり。

分娩台に上がってからの痛みの波は4~5回。
夫が手を握ってくれて、ヨガのCDを真似て「リラーックス、リラーックス」と
言ってくれていた。

いろんな出産パターンがあるから、
いざというときは、これから24時間とかあるかもしれないから
覚悟しておこう。そんな風にも思った矢先。

9時50分頃、破水。
今までより一層強力な痛みがぐわんと押し寄せるが、

安産練習のたまもの、ソフロロジー式で、す~っと力を抜くと、
赤ちゃんが、すーっと下りてきた。

「肩が見えていますよ」

え!!まぢ?もう!?
もう産まれるの??やった!!

ここで先生がやっと分娩室に入ってきてくれたが、
もう殆ど産まれていた(笑)。

最後の一息は、
自分で赤ちゃんの肩を持って、取り上げさせてもらった。

オギャー。の泣き声。
真っ赤なのが出てきた!!

ホントに入ってたんだ!!

出てきた!!


やったぁ!!

ものすごい感動だった。
私も、人を産んだんだ。

しかも、こんなに短時間で。
こんなに楽に!!

あぁ、神様ありがとう!!
安産をありがとうございます!!

思わず、手を合わせたくなった。

一番泣いていたのは、研修生だった(笑)。


晴れひよこ
そのまますぐに、お乳を飲ませる。
どうやったら吸い付くのか分からなかったので、
最初はごろんと乗せるだけだったけど(笑)、
小さな小さな口で、くちゅくちゅやっているのが感じられた。

産まれた後、夫が私の実家に電話をした。
母は相当驚いたらしい。
「これから産まれるよ」ではなく、
「もう、産まれました」の電話だったから。


晴れ晴れした気分だった。
受験勉強を必死にやって、第一志望に合格したような気分だった。
今まで、安産のために、いろいろ頑張ってよかった!
私のやってきたことはまちがっていなかった!
そう思った。

これなら、何人でも産める!
そう思ったくらい。



晴れひよこ晴れひよこ
今思うと、
起き抜けに感じた、恥骨のピリピリ。

出産前日のウォーキングのときからかすかに感じていた、あの感覚は、

既に、産まれるよの合図だったんだろな。

知らない間に、ゆっくり下りてきてくれてて、
私の子宮口も、前日からなのかな?開き始めてたんだね。

どこにもひっかかることなく、するんと出てきてくれた子。

9時半に分娩台に乗って、生まれたのは10時4分。
30分のスピード出産でした。これが初めての初産です。

陣痛は痛みもあるけれど、
同時に、幸せ快感ホルモンがどば~って出ている感覚がありました。
それは、本当に、病気ではなく、「生きている」という感覚に満ち溢れたものだったので、
持病の喘息とかに比べると、全然、苦痛ではなく、むしろ、
喜ばしく感じられるものでした。






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