振り返ってみると、
今まで、
私の人生の中で、
いろんな人が、悪役として登場してくれていたんだなぁ、って思う。
私が私の脳内で勝手に仕立てた悪役。
私がそう見たかったから、
そう仕立て上げたかったから、
作り上げた悪役。
私のドラマの中で、
イヤだろうに
勝手に悪役を演じさせられていた、
あの人も、この人も、
ありがとう~って、今、思うわ。
本人は、悪役に仕立て上げられていることさえ
知っているかどうかも知るよしもないけど(笑)、
特に
先生だとか、親だとかは、
そういう立ち位置に、遭いやすいんだろうね。
だから、先生っていう職業は、
それだけ大変でもあるけれどやりがいもあるんだろうなぁ。
そして、先生も親も、
そういう立ち位置で、一時期、人の踏み台になる時期があるってことを、
知っているのかもしれないなぁ。
そして、その踏み台は、そのうちこんな風に、晴れて、
感謝してもらえるものだということを、知っているのかもなぁ。
本当は、
本人が自分の中の敵と戦っているだけなのだけれども、
そのダミーとして登場してくれる悪役。
思うに、たとえば、
誰が大臣や知事や議員になっても、
たとえどんなに素晴らしいことをしたとしても、
必ず大臣や知事や議員という者は、誰かから批判され。
全く一人たりとも批判する人がいないっていうことは、ないよね。
でもその批判って、
本当は、
批判する人がその人の中に抱えている不安であるということ。
少し前に、芸能人の不倫話がたたかれまくっていたみたいだけれども、
きっとあれも、
なんとも思わない人は、そういう世界もあるのね~、と、
別にただスルーするのだけれども、
けしからぬ!!と過剰反応する人は、
もしかしたら、その人本人の中に、
不倫に関する抑圧した思いがあったり、何か
反応したくなるものがあるっていうことである、
それだけのことなんだよね。きっと。
知事も、芸能人も、
見る人の世界の中の
悪役を買って出ているだけなのかもなぁ~。
どこの家庭でもたいてい、
子が思春期になると、親は、悪役になるっていうのもこれなのかな(^^)。
そして、いつかそれは晴れる。
子どもが、自分の中で勝手に作り上げて登板させ、
勝手に卒業して降板させる、悪役。
そして、
そんなイヤな役を、やっていてくれて、
ありがとう!
悪役に仕立てて、悪かったね(≧w≦)!
になる(*'▽')。いつか。
そうならない人も居るかもしれなくて、
ずっと悪役に仕立てたまま、今生を終えることもあるかもしれないけれど、
それはそれで、
その人が選んだ選択。生き方。
悪役に仕立て上げられた側からすれば、
仕立て上げられていることすら、分からないかもしれないし
知らないかもしれないし、
そう自分が決めなければ、そう成らないまま、
その人も今生を終えるかもしれない( ̄▽ ̄)。
また変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。
受け入れるが、選ぶかは、
全部、自分が決めることで、
自分が決めたとおりに、
世界は動いて行く。
だから例え、嫌われても、
これ、相手の一時的な幻想だっていうのが分かっている人は、
嫌われるのが怖くない、
まさに、嫌われる勇気を持っている人なのかもな~(^-^)。