心理学のブログで
どこにたどり着くか分からない(←笑)とのことで^^、
読み終わって私も一瞬、自分は一体どこにたどり着いたんだろう???と思ったので(笑)、
自分の頭の整理のためにも、私なりの解釈を練ってみたくなったので書いてみる。
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Youメッセージは、
「自分の好みの確認作業」
なのだということ。
みんな、自分の好みって、
分かっているようで分かっていない。自覚できていない。
だから、
占いとかで「あなたはこんな人間ですよ」って教えてもらえると、
安心できるんだね。
安心が欲しいんだ。自分の好みを教えて欲しいんだ。
自分が何者なのか、教えてもらいたいんだ。
自分が何者なのか、分かりたいんだ。
あぁそうだった!自分って、こんな人間だったよな!そういえば!!って。
普段は、自分がどんな人間なのか、
分かりたくてもあんまり分かっていないんだ。
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それが、
何かのきっかけでイライラしたとき、
人のせいにしたくてYouメッセージが浮かんだとき、
この瞬間こそが、自分の好みが判明した瞬間なのかもしれない。
例えば、
「(あなたは、)いつも、散らかして!!」(Youメッセージ)
「(あなたは、)遅刻ばかりして!」(Youメッセージ)
「(あなたは、)無駄遣いばかりして!」(Youメッセージ)
それは、
「(私は、)散らかすのが嫌いなんだ。」
「(私は、)遅刻してはいけないと思っているんだ。」
「(私は、)無駄遣いをしてはいけないと心がけているんだ。」
と、
私が私に教えている瞬間。
これらの言葉は、相手に対して言っているようで、
実は、自分に対する
確認作業。
あ!自分は、こんな価値観持っていたのか!と、
そこで知る。気づく。思い出す。
普段、自分は、自分のことを、分かっていないから、
こんなことからでも、
「自分を知ることが出来た!」って、
実は、自分の魂は、喜んでいるんだよね。
だから、Youメッセージを使って人を責めたくなったときっていうのは、
実は、
自分が自分に自分の価値観を知らしめている瞬間なのだということ。
相手の存在って、
そこに居るけれど、そこに居るだけの、
ダミーのような存在で、
目の前に居るけれど、実は透明人間のようなものなのかもしれないなぁ。
(私の勝手なイメージ)。
よく、鏡にも例えられるけれど、
見ているものの正体は、相手自身ではなく、自分自身なのだということ。
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そして、私が心理学を学び始めた初期によく陥っていたのが、
ここで見つけた自分の価値観を、
自分で罰してしまう、ということ(笑)。
「私は散らかすのが嫌いなんだ。」
「遅刻してはいけないと思っているんだ。」
「無駄遣いをしてはいけないと心がけているんだ。」
と、自分で自分の価値観が分かった後、
こんな価値観を持っているから
しんどいんだ!と思って、
それを消そうとか無くそうとか、そう思わなくしようとか、
しようとしてた(笑)。
この、「価値観が判明した瞬間」には、
まだ、その価値観をどうするか、決めなくてもいい、
って、今は思っている。
この価値観があるからしんどいんだ。なくさなきゃ。
と思うとしんどい。
だって、
価値観や好みが、私を私たらしめている。
何の価値観も好みもなかったら、私は私でなくなってしまうもんね。
みつけた価値観は、本当に要らないものならば、
自然に、いつのまにかに、
消えて無くなっていくもの。
だから、みつけたその瞬間に、すぐに、どうにかしてやろう!!
って思わなくても、大丈夫なんだ(^-^)。
そこにあるね、って、確認するだけで。
それでそこに「在る」ということを認めてあげたら、
自分を知ることができて安心して、
気持ちは昇華していくかもしれないし、
落ち着いた後で、やっぱり言った方がいいなと思ったら、
「Iメッセージ」に変換してから口に出してもいいし。
出しても出さなくても、もうその時点で、自分のココロは落ち着いていたりする。
自分の持っていた価値観を、
そこで罰しなければ、ジャッジしなければ、
そのイライラも、
自分で自分を認める材料や、
自分で自分を大切にする材料(^-^)の一つになるのかもしれないな(^-^)。
えっ!Youメッセージが出そうになって、
イライラしたり、
人を責めたくなったりした瞬間って!!
・・・もしかしたら、チャンス・・・かも(^m^)。