子が10歳にして突然ピアノを習いたいと言い始めたので、
今、ピアノ教室を何件が回って、
体験レッスンをさせてもらっている。
付き添いで何件か見ていたら、
これまた色んな発見があるのね!!
んで、ちょっと疑問に思ったことがあったので調べてみたら、
コレ!↓
私のやっているのほ、
ハイフィンガー奏法
っていうものだったらしい!
子の体験レッスンの時でも、
先生によっては、これ、教える先生と、そうでない先生と居てね。
そういえば、私が一番最初に習った先生も、
これじゃなかったのよ。
最初の先生に2年ぐらい習った後、引っ越しをしたので、
先生が変わって、
その先生が、コレだった。
ハイフィンガー奏法。
指をしっかり上げて、鍵盤の底までしっかり落とす。
卵をつかむような形で、指の関節は丸く。
もう、徹底的にこれだったね。
前の先生のところで付けた癖を直すために、
教本を遡ることになった。
幼稚園から始めたのに、なんか小学校に入ってしばらくしてから始めた人と同じようなスタートになった感じがして、
子ども心ながら、出遅れた感感じて、教本進めるの必死だったなぁ。
私もピアノと言えば、これが正しい弾き方なのだと
ずっと疑いもしなかったし、
30年以上、ずっと、この奏法で弾いている。
こうやって弾くと、音の粒がしっかりするし、
弾いた後も、ちょっとした運動をした後のように、
指から体全体にかけて気持ちが良い。
ピアノに触れるとき、一番最初に、きちんとハイフィンガーの形を守って指トレーニングをやってからでないと、むしろ指が動かなくて弾けない。
そういうもんなんだと思っていた。
でもたまに、
ピアニストの指運び見たとき、なんか違う感じの人も居て、
妙に気になるな~とは思っていたんだけれども、
ハイフィンガー奏法じゃない奏法の方が良いという説も、
あるんだね!!!
私、ピアノ歴だけは無駄に長いけれど(≧w≦)、
特に音楽に進路を取らないで、ピアノは趣味にするって決めたから、
ピアノ奏法とか楽典とか、音楽のこと、きちんと勉強したことがあんまりないんよね。
だから、この奏法のことも、いろんな奏法があるとかも、知らなかった。
子の体験レッスンで回ったとき、
最初の二人の先生は、手の形、指の下ろし方、全く言及しなかったけれど、
三人目の先生は、
私と同じやり方だった。
「おすもうさんがドスゴイドスコイ!ってやるみたいに、
指を一本一本上げて弾くんよ~(^0^)」と。
これは、上手い説明だと思った!
手の形、指使いをきちんと教えてくれる先生はいい先生だという先入観もあるから、
この先生の説明、私は気に入った!
だけれどもこの先生の所は、地理的にちょっと通いにくい。
どうしたものかな~と思って、
奏法について、ちょっと気になったので検索かけてみたところ、冒頭の
記事をみつけたというわけ。
私はハイフィンガー奏法で習ったし、
このやり方がピアノの弾き方だと思っていたけれど、
別にハイフィンガー奏法で習わなくても、
ハイフィンガー奏法でないピアニストもいるし、
ハイフィンガー奏法でなくても上手に弾ける人もたくさん居るし、
どっちでもええんかもな、と思った。
てか、曲をじゃんじゃか弾いているとき、
ハイフィンガーの形なんて、崩れまくったりするしな(≧w≦)。
もし先生が、ハイフィンガー奏法を教えない先生だったら、
私が最初だけでもこの奏法教えた方がいいのかな、とちらっと
思っていたけれど、
それも必要ないかも!!
色んな方法、色んな教え方があるから、
子の気に入った先生の所で、子の気に入ったように、
子の運命が引き寄せた先生の奏法で習った方がいいかもな、って思った。
私は私の運命が引き寄せた先生が、たまたまその奏法だったというだけだもんな。
検索かけてみると、
「ハイフィンガー奏法はやめましょう」って書いてある記事もたくさんある(ᵔᗜᵔ*)。
これも、どっちともアリの世界なんかもしれんね~。
いやいや、思いがけず、色んな発見があって。
動くとやっぱ、何かしら得るものがあるね。
調べてみて良かったわ。
ずっと知らんまま、ハイフィンガーが全てだと思い込んでいるところだったわ。
なんか、ピアノに対する一つのこだわりが外れたようで、
なんかちょっと嬉しいかも^^。
今まで、ピアニストの指、ガン見してたもんなぁ。
気になるときは、なんか違うなんか違う!!って気になりまくってた(笑)。
ハイフィンガー奏法が、バッハに向いているって書いてあるのも、
なんとなく分かるような気もする。
チェンバロの弾き方に近いんだってね。
ハイフィンガーの形で指をしっかり上げてバッハをガチガチ弾いた後って、
ほんま、軽い運動をした後のようで、
爽快やもんね。
脳内も、何か、パズルを解いた後のような気持ちよさがある。
なんか、感覚的なものだけれども、理由が分かって嬉しくなった^^。