量子論引き寄せ講座第12回目の配信。(メールは11通目)
今回は、物質の構成単位の発見の歴史。
素粒子の発見までの話がメイン。
昔、アリストテレスの時代には、
全ての物質が「水・空気・土・火」の四つからできているって考えられていて
(四元素説)、
この説がかなり長いこと、2000年以上覆されなかったんだって!
これが物質の最小単位だと思われていた。このときは随分大きい最小単位だな(笑)。
その後、「水」を分解できるということに気づいた人が出てきて、(2H2O→2H2+O2)
原子というものがあるということが分かって、
その原子の中は、原子核と電子があるということが分かって、
原子
そのときは、電子は、連続していて数えられないものだと思われていたのが、
実は、「数えられる」ということが分かった。
数えられる=「量子」という意味だから、
ここで、量子力学というものが生まれた。
そして、さらに原子核は何からできているのかな?と、
原子核は、陽子(プロトン)と中性子(クオーク)からできていることが分かった、
素粒子の中には、
・物質を作っている素粒子と、
・力を伝える素粒子と、
・質量を与える素粒子がある。
これらを、「フェルミ粒子」という。
全くの余談だけど、まんが量子力学の主人公が、
「フェル美」ちゃんっていう設定で書かれていて、
なんだその名前?って思っていたけれど(笑)ここから取っていたんだね^^。
・力を伝える素粒子には、
光子(電磁気学)
グルーオン(強い力)
ボソン(弱い力)
グラビトン(重力)
というのがあって、
質量を与える素粒子は、
ヒックス素粒子
現代で分かっているのがここまで。
素粒子よりも小さな単位は、まだ発見されていないんだって。
今回、面白いな、と思ったのが、
ボーアさんの発見。
こんな風に、中央の原子核の周りを、電子が 動き回っているんだけれども、
エネルギー量によって、
心地の良い軌道があって、
エネルギーを与えたら、エネルギの大きい軌道の方へ移動するけれど、
その後元に戻ろうとするんだって。
例が面白かった!
年収500万円の●くんは、青のラインが心地よいのだけれども、(基底状態という)
突然エネルギー(E)(宝くじが当たった!)を与えると、
大金持ちになって富裕層のライン●に来るけれど、(励起状態)
そこが居心地悪くて元に戻ろう元に戻ろうとして、●に戻っちゃう。
戻ろうとしちゃうんだって!
これ、こんな小さな小さな世界でも、
恒常性(ホメオタシス)というか、変化を嫌って元に戻ろう戻ろうとするんだなぁ、
って思った。
突然大金持ちになったらそわそわして、
もとの、安定したいつもの状態に戻ろうとする。
そんな性質が、こんな小さな小さな世界でも起こっているんだね。
もう一つ。
これは、月一のオンライン動画での解説の中にあったんだけど、
力を伝える素粒子
の話。
これがあるから、ものに触れた時、触れている、という感覚がある。
モノ、それ自体に触れているわけではなく、
モノの素粒子に降れているのだと。
小さすぎて分からないけれどね。
なんとも不思議な世界の話。
次回はいよいよ講座のラスト!
どんな展開になるのかなぁo(^0^)o
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