岡山行のJRの中で読んだ本1冊目。
これは思い当たることがたくさんあった。
人との関係において、
謙虚になって、相手より「下」手に出れば出るほど良いかのように思っていたけれど、
それは、真逆!!だということ。
弱みを出して謙虚に「下」の位置に行くと、
「嫉妬」の対象となる。
鳥の巣で、一番弱いひなが巣から蹴落とされるのは、
一番弱いひなは、母鳥から可愛がられるから。
他のひな鳥の嫉妬を受けて、蹴落とされる。
嫉妬の対象にならないためには、
弱者を演じないということ。
相手を「上げる」ために、自分が「下がる」ということを、
敢えてやったりしない方がいい、とのこと。
これ、本当にそうだと思う。
自分も、
思い当たる節がたくさんある。
謙虚に謙虚に、人の顔色うかがって、下に行けば行くほど、
なんかうまくいかなかった。
何も気にせず、ゴーマンに(笑)、自信を持って、
例え人に何かを言われていたとしてもそれが聞こえないくらい、
迷いなく突き進んで楽しんでいるときには、
何もかもうまくいっていた。今もそうかもしれない(*'ω'*)。
過去を振り返ってみると、私も、ものの見事に当てはまっている。
「嫉妬」は発作であって、コントロールできないもの。
トイレに行きたくなるのと同じように(笑)、発生するのも当たり前だし、
誰もが感じること。
だから、
大騒ぎせずに、嫉妬が「在るな。」と気づくだけでいい。
気づいたら、
出来るだけ何もしない。
おさめようとかしない、どうにかしようとかしない。
注目しない。
自分に湧いた嫉妬についてもそうだし、
人に嫉妬されたときもそう。
結局、これも、心理学で出てくる、
・好ましくないものには注目しない、
・在るな、と気づくだけでいい。
ってことだね。
劣等感を消す方法として、
自分の大切なものを「生贄」として想像する、というのがあったけれど、
これは、やったことがないので、
今度試してみようと思う。