子の応援団長シリーズ
以前の記事はこちら↓
ぶつぶつと細切れに書きすぎたので(*'ω'*)、
次は一気に。
応援団長の一番の見せ場。
「エール交換」と、「応援合戦」。
最初の一声に、かたずを飲んだ。
子は、全く声をかすらせることなく、
お腹から、声を出せていた。
屋外に響き渡る、大きな声。
体を、弓なりにしならせて、体の底から、出す、声。
こんな声が、出るんだぁ。
すごい・・・と思ったら、
もう、涙が止まらなかった。
なにを控えることもない。この感動を味わいに、
今日は、来たのだから、
思う存分、この感動を、味わおう、と、
その姿を目にしっかり焼き付けた。
子の真ん前の位置で、かぶりつきになって、見た。
応援団長が生声を出しているとき、
運動場の空気は、一瞬で、澄む。
今まで、どの応援団長が声を出しているときも、そう感じていたが、
その声を出しているのが、
自分の子だと思うと、
すごく、不思議な気がした。
先生にしごかれて声を枯らされてしまって←笑
って思っていたけれど、
声、全然枯れていない!!全く、枯れていない!!!
今朝まで、かすれていると思っていたけれど、
ちゃんと、のびやかな声が、出ている。
こんな風に、できるように、きちんと指導してもらっていたんだね。
ちゃんと、体の底から、体全体で、声が出せている。
そういえば、声が枯れ始めた最初の頃、
夫が子をカラオケに連れて行って、お腹から声を出す方法をレクチャーしたとも言っていた。
色んな所から学んで身に着けてきていたんだね。
声変わりしかけだけれども、まだ声変わりしていない、
微妙に低めの声。
とても聴きよい声だった。
子は、私が何も言わなくても、
全部、自分でやっていた。
あぁ、やっぱり、大丈夫だったんだな、と、思った。
この子は、大丈夫なんだ、と、思った。
この子は、応援団の練習のため、
朝、起きる時間も、
夜、寝る時間も、
食べるものも、食べる量も、食べる時間も、
自分で調節して生活のリズムを作って、自分なりに、やっていた。
自分の体調に合わせるから、
ご飯をたくさん作っても残している日があったり、
少な目に作ったら、もっと食べるという日があったり、
全然食べない日があったり、
夜遅くまで起きていたり。
子は、子の本能に従って、自分に忠実に生きているんだと、
思った。
そもそも、「応援団長をやる」と子が決めたのも、
私のように、「当日風邪ひいたらどうしよう」とか←笑
「当日、声が出なかったらどうしよう」とか、
「当日、失敗したらどうしよう」とか、
はなっから思わないからなんだろうなと思った。
ただ、やってみたかったから、やってみた。
自分の今の気持ちに忠実に、動いただけ。
他のことは考えない。
そんな感じな気がする。
当日の朝まで声枯れているのに(笑)、(本人気づいていないのか)、
全然平気で、ケロッとしているし、
何よりも、終わった後聞いていてみると、
緊張しなかった
と言っているではないか!!!!
なんか、もうね、ほんま、大丈夫だったし、
大丈夫なんだね。もう全部、最初から( ̄▽ ̄)笑。
勝手にソワソワしているのは、
いつも私一人だけで(笑)、
みんなクールにしているのに、
私一人が私の世界を勝手に盛り上げて、勝手に楽しんでいる(≧w≦)笑。
「ひかえめ両親の子が応援団長に」と、
シリーズの最初頃に書いたけれど、
ほんま、自分は、
声も小さくて、喉も弱くて、
人前に立ったり、目立ったりするのはニガテだから、
「応援団長になる」なんて
絶対に選択しないような世界のこと。
だから、
「応援団長になった」と聞くと、
自分の許容世界をはるかに超えるので、
まぁ!そりゃ大変!こりゃ大変!どうしたことか!何をすればいいのか!
と一瞬慌てふためくけれど(笑)、
子にとっては、
そんなの別に、なんでもない、いつもの生活に、
ちょっと色をつけたくらいの感じ。
いつも通りゲームもやるし、
いつも通り、夜更かしもするし(笑)、
いつも通り、何も変わらないんだね。
これは、一生の思い出になる、大きな出来事だ!!!
一族郎党、初めての事だ!と、
大騒ぎして(笑)、
親戚中に知らせようとしたり(≧w≦)、
東京に住む我が弟を呼び寄せようとしたり(*'ω'*)、
ビデオ撮影を業者にお願いしようとしたり(←ネット見積もりの時点でどこにも断られた・笑)、
長年着て茶ばんだ(笑)体操服ではいけないと、体操服を一番に新調したりと、
している私の横で、
子は、当日の朝、のんきに、
後ろ髪が伸びすぎているから切って~とか言って(笑)、
本番当日の朝、髪を3センチぐらい切って、
そしていつものように、平然とゲームをしてから運動会へ行くという、
そんな、なんか、
同じ空間に居るけれども、
住んでいる世界が違いますね。
的な親子で(笑)。
それもこれもが、なんだとっても楽しい、経験ができました(^-^)。
終わった後、本人よりも(笑)誰よりも、
一番、「あぁ!楽しかった!!楽しかったヽ(´▽`)/ 」と言っては、
「こんなにいい運動会は、初めてじゃった!!(^ω^)」
と大げさに喜んでいるのは私だけで(笑)、
子は、もう平然として、いつものようにゲームをしていたりする(笑)。
その横で、この感動を、どうにか吐き出さなければ興奮が収まらん!!←(笑)と、
こうして、ブログをアホほど量産している私(笑)。
続きは、他の種目について。
(まだ書くんかい・笑)