公民館でピアノを貸していただいて、
週一で練習する日々。
以前、一回の練習はだいたい1時間半程度で満足していたので、
ずっと2時間枠のレンタルをしていたのだけれども、
なんだか最近は、2時間では足りなくなってきた感がある。
借りるのは1時間単位なので、3時間借りるか?
いや、3時間は多すぎるような気もするし。
いやいや、現役の時は、発表会前とかは3時間ぐらい結構弾いていた気もする。
このペースでいくと、平気で3時間、借りたりするようにもなるのかな。
発表会前でもなんでもないのに、
ただ、流し弾いているだけのお遊びなのに、
だんだん熱量が上がっていっている気がする。
いつの間にかに、私、ショパンの年齢を超えていたんだなぁ。と。
子どもの頃、作曲家さんは、誰もが、随分なおじさん(笑)に見えた。
それが、
今日、なにげなく、
楽譜の表紙に印刷してあるショパンの写真を見て、
若い!って、
思った。
ショパン、お肌ピチピチじゃん!って(笑)。
調べてみると、ショパンは39歳で亡くなっている。
若い間に、随分、たくさんの数の名曲を遺してくれたんだなぁ。
命は短くても、
遺して行ってくれたものの偉大さを思うと、
私にとっては、人の何倍も生きてくれた感がある。
不思議なんだけれども、
ほんと、飽きないんだよね。
小学生の頃に出会ったショパンの名曲を、
私は今まだなお弾けなくても(笑)、
ずっと、弾けるようになりたい!と思い続けて、
ずっとチャレンジし続けて、
気が遠くなるほどの
のろのろペースではあるけれども、
飽きて辞めることなく、いつまでもいつまでも、
チャレンジし続けることができるんだ。
現代のポップス曲だと、なぜかこうはならなくて、
すぐに飽きてしまって、練習する気が起きなくなるんだけれども、
ショパンの曲だけは、
何十年でも、飽きないんだ。
まだ完成はしないけれども、
なんかね、私が死ぬまでには弾けるようになる気が、やっと、最近、してきた(笑)。
だからね、練習するのが、とても楽しいんだ。
練習するのが、気持ちがいいんだ。
相変わらずの、気が遠くなるほどののろのろペースの進歩だけれどもね(*'ω'*)。
こうしていくうちに、私も年を重ねて、
私にとって、あらゆる作曲さんたちが、
「すっごい年上のおじちゃん」から、「若造」になっていくのかもしれんな(笑)。
おお。若い衆。よくそんな若い年齢で、
こんな名曲を遺してくれたよなぁ。って(笑)。
まだ、かろうじて、ベートーヴェンの年齢は超えていない(*'ω'*)。
そのうち、これも超えていくのかもしれない