申し込み前から散々揺れて、申し込んだ後も、
そして、参加権の抽選に当選した後も、
行く直前まで、行くかどうか揺れていた佐藤ママの講座。
直前に、他の講座と重なったから、行けなくなったかと思いきや、
時間差で、30分遅れての参加だったけれど、ついに
講座に参加してきたよ。
私がこのタイミングで佐藤ママに出会ったのは、必然だったのかもしれない。
以前は全く気にならなくて素通りしていた存在なのに、
このタイミングで、ひっかかったのは、
私たちの人生に影響があるくらい、意味があったのかもしれない。
それくらい、私にとって、この方の出現は、
心を揺さぶる大きなものだった。
この数週間、私の心は、ものすごく揺れた。
最初は、全く、何にも思っていなかったんよ。
何年か前に本屋で本を見た時は、何とも思わなかった。
ただの、世界の違う人、と思っていた。
やり方が真逆だから、触れないわ~、って思っていた。
それがね、子が小学校6年生のタイミングで、
子の小学校の個人懇談会の後で成績表を見た後のタイミングで、
私が取り組んでいた私の試験が終わって一息ついたタイミングで、
何故かネット上で目に入ってきた佐藤ママの存在。
そしてその翌日、職場で取っている新聞折込チラシに、
佐藤ママの講演会のお知らせが入っていて、
家の近所で休日に開催されるという。
中学受験をしたけれども全落ちした私と、
中学受験をしないことにした子。
小6のこの時期。受験生にとっては追い込みの時期。
子の状態を、自分の過去と照らし合わせてしまって、私は心が揺れていた。
佐藤ママのやり方は、自分が普段学んでいるアドラー心理学とは、
相反するやり方のように見えた。
だから、聴きに行くのが怖かった。
行くなら、アンチのつもりで行くぞ、と思っていた。
抽選に外れたら、「行くな」ということで、
行かなければいい。
抽選に当たったら、「行け」ということだ。
そう思って、申し込んだ。半分、外れたらいいのに、とか思っていたら、当選した(笑)。
最初はね、全然違う世界のことだから、
「子育てをする母」として聴きに行くのではなく、
私の趣味の(笑)「勉強法」だけを聞いて来るつもりでいればいい、
って思っていたんだけれども、
ネットで佐藤ママのことを調べているうちに、
色んなご家庭の教育お悩み相談がたくさん目に入ってきて、
ものすごく不安になってきた。
こんなの、アドラー心理学をやっていると、
どう対応したらいいか、簡単に分かるけれど、
いざ、自分がその立場に立った時、
学んできた心理学でさら~っと流せるだけの軽いものではなくて、
私の中に蓋をして隠してきた怨念や執念(笑)みたいな思いが、
ぶわ~っと湧き出てきたんだ。
最初は、失礼だけれども半分、冷やかしのようなつもりだったけれど、
だんだん、試練に立ち向かうような感じになってきた(笑)。
ただの講演会の参加なのに(笑)。
開催の3日前に、運よく(笑)、他の講座が同じ日にあることを知った。
こっちの講座も、とても貴重。だから、一旦は、この講座に行くことにした。
この講座の終了時刻が、佐藤ママの講座の開始時刻。
当日、両方行くか、片方だけ行くか、どちらかを半分聴くか、
もうそれは、当日の自分に任せようと思った。
前置きだけで長編になったので、
続く。
続き