アドバイスと自己顕示欲 - 自己満足で勝手に楽しむ日記

アドバイス、される方とする方と、
そして、その両者を横から見る第三者の立場と、
経験して、改めて気づいた。

アドバイスって、自己顕示欲だと。

第三者的な位置から見たら、
凄くよく分かった。

アドバイス、されている方。
あんまり聞きたくなさそうで、目が泳いで少し浮ついていた。
返答はしているけれど、早く終わって欲しそうな雰囲気(^^;)。

一方、アドバイス、している方。
すごく気持ちよさそう。
話したいってのが伝わってきて、
自分のこと、披露したい。自己顕示欲が伝わってくる。
ときどき、相手のことを質問しながら、
その人のためには、と、相手の立場に寄り添った風な言葉掛けをしているけれど、
相手は別にその質問を望んではいなさそう。
アドバイスする側の満足という感じ。

そして、今度は、自分がアドバイスしてしまったとき。
確かに、これは、自己顕示欲だと感じた（笑）。
私の時はこうだったのよ～。って自慢みたいになった(笑）。
自己顕示の場、自己アピールの場をもらって、ラッキ～☆って感じで。

アドバイスって、老婆心って、
所詮は、話し手の、自己顕示欲のためにあるものなのかもしれないなぁ。

だから、アドバイスを聴く側に立ったときも、言うこと聞かなきゃとか、先人の言うことだから従わなきゃとか、思うこともなく、（まぁ、思っても良いのだけれど）、あぁ、自己顕示欲の披露をしていらっしゃる。気持ちよくなっていらっしゃる。私はそういう機会を提供しているんだ～貢献できているんだぁと思っていても、いいのかもしれないなぁ。

自己顕示の場かぁ。

これ、必要だもんな。
みんな。

そして、
自分が経験したことを、まだ人が経験していなくて、
その話を、うまくいった話を、うまくいった秘訣を、
伝えてあげたい！とか思ってしまうのも、

これも、私の自己顕示欲だもんなぁ。

物事に絶対はない。
私はうまくいったけれど、他の人にうまくいくかどうかなんて
分からない。
私のやり方私の知ったことを、人にそのまま教えたところで、
その人は、その情報を必要としていないかもしれない。
その人の答えは、その人自身が持っているものだし、
その人が本当に必要とすれば、その人自身が自分から探そうと
自ら食いつくはず。

だからやっぱり、

アドバイスは、人のためのものではなく、
自分の自己顕示欲のためのものなんだなぁ。

自分の時も。相手のときも。

そう思っていたら、
人にアドバイスすること、あんまり必要無いかもなぁって思うし、
人にアドバイスされても、おおらかに、聴けそうだなぁ。

アドバイスは自己顕示欲。

もし、アドバイスしたくなったら、
これは、あくまで、私の自己顕示欲の開示をしているんだと
意識していよう。
相手のためっていう欺瞞が無くなる分、押しつけ感がなくなるかもしれないなぁ～。