遅ればせながら、読んだよ~ヽ(´▽`)/。
図書館の順番待ちでやっと回ってきて、
手に取ったらその晩、他のことほったらかして(笑)すぐに一気に読んだ!
(後でまた貼っておくね。)
久々にがっつり純正のアドラーを学んだ~って感覚。
最近、いろいろつまみ食いしていたけれど (≧w≦、
そうそう。これがアドラーだったな、って思うような、
基本的事項が、とてもわかりやすく説明されていて、
さらに、理解が深まった気がする。
読後、あたたかい気持ちになった。
やっぱ、アドラーは、一生かけて学ぶものなんだなぁ~って
思ったわ。
岸見先生が終わりあたりにも書いている言葉から、
アドラーが、自分の考えを書物に残さなかったのは、
- 時代とともに、解釈が変わることを良しとする。
- むしろ、個人個人それぞれが、「自分のアドラー心理学」を持つことを望んだから、
という風な内容を私は読み取った。
ここいらへんに、アドラー心理学の複雑さ混乱の招きやすさがあるのかなぁと思ったけれど、
それ故に、私は好きなのかもなぁと思った。
読む前、題名だけ見たときは、
「幸せになる勇気」=「幸せになることを、自分に許す勇気」
みたいな内容かな~と思っていたのだけれども、
全然違ったヽ(´▽`)/笑。
「幸せになる勇気」=
愛「する」勇気。
能動的に、自分から、自分が、
信じる、愛する、を、決める勇気。
愛「される」かどうかは、関係なくて、
主体はあくまでも自分。
人生を作っていくのは自分。
そんな風に私は受け取った。
アドラー心理学、まじめに語れば本書のような感じで、
これを、くだけてわかりやすく
おちゃらけて^^理解しやすいように伝えてくれているのが、
最近のいろんな有名心理学ブロガーさんたちやカウンセリングしている人たちなんだろうなぁ。
僕たちのはアドラーとは違うよ。って言われるかもしれないけれど、
別にそれでもいいんだと思う。
「ありのまま」ぜんぶひっくるめて、
自分を、目の前の相手を、
そのまま「尊敬」する
という感覚でいたら、そんな細かいことは、どうでもよくなってくる。
全部ひっくるめて、「そうだね!」って言える^^。
どこまでが何で、どこからが何派かとか、私にとっては別にどうでもいいヽ(´▽`
「今」を幸せにすることにすると、
過去が一気に塗り変わる仕組みや、
家族布置の説明、
こららすべてが、「目的」を叶えるための行動であるということなど、
説明がわかりやすかった。
ドライカーズの5つの行動パターンの説明も載っていたし、
哲人と青年の対話で、
青年が、これでもか!というくらい、突っ込みを入れてくれる書き方は、
圧巻だった。
まだアドラー心理学を学び始めたばかりの頃、
「共同体感覚」というのは、
ある意味私にとっては、脅迫観念の一つだったなぁ。
自分をそっちのけで、「共同体のために」何かできなければ!!しなければ!!
っていう風に勝手にとらえていたから。
「汝の隣人を、愛せよ」は、
「汝の隣人を、『汝と同じように』愛せよ」この、
「汝と同じように」というのが実はまず大前提としてあって、
そこを抜かして上っ面だけ理解しようとしていたから、
苦しかったんだよね。
以前は、学べば学ぶほど、
「自分のできていないところを探すネタ」のように感じていた心理学が、
今は、学べば学ぶほど、
読む本は、読む端から、どれもが、
あたたかいもののように読める。
自分の理解の仕方、解釈の仕方が変わっているのを感じる。
自分が、自分の味方になってきたからなのかもなぁ~ヽ(´▽`
この前編はこれ。↓