図書館で、順番待ちしながら少しずつ読んだ『エンゼルバンク』。
やっと読み終わったわ(≧w≦)。
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝 全14巻 完結セット (モーニングKC)
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/02/15
- メディア: コミック
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さんざん、危機感と焦燥感を煽られた感があった(笑)が、
最後の最後、
スッキリした!ヽ(´▽`)/。
私が最後の最後に受け取ったメッセージは、
「結局、自分のやれることをやる」
それだった。
世の中の数字のカラクリ、
騙されないためには、
損しないためには、
勝ち組になるためには、
一見、そんな視点で展開されたように見えたが、
最後の最後、
カラクリを知らずに損をしていても、
損をしていることにさえ気がつかず、
小さなシアワセを享受する、という生き方も有る。
最終的には、
結局、自分のできないことはできないし、
自分のできることをやる。
やれることをやる。
そこに幸せを見出す。
その、「やれること」というものが、
「大改革」である人もいるかもしれないし、
人をサポートすること、小さなこと、
である人もいるかもしれない。
それぞれが、やれることをやる。
そこに、シアワセはある。と。
そんな感じのメッセージを受け取った。
本編『ドラゴン桜』の最初の、
「世の中は頭のいいヤツが作っている。
頭の悪いやつは騙されて損をするんだ!!」的な、
がっついた勢いが、いい感じに丸く収束した感がある。
一番最後の終わり方も、なんかいい感じ(^-^)。
最後の最後まで、『エンゼルバンク』の主人公は、
お金もうけ主義、勝ち組主義に対してたてついて疑問をぶつけてくれたので、
分かりやすかった。
そして、最後に、ほっとさせてくれる選択をしてくれた。
これ、『ドラゴン桜』で読むの終えたら勿体ないわ。『エンゼルバンク』の最後まで読まないと、
血気盛んに勘違いしたまんまになってまう(≧w≦)。
世の中の数字の見方とか、
とても参考になるので、
変に世の中やマスコミの不安にさらされやすい人は、
読むと安心できる面もあるかも。