もともと、ものすごい、
恥ずかしがり屋なのです。わたす(笑)。
ブログでじゃんじゃん書いて公開しているから、
自己開示が平気なようにも見えるかもしれないけれど、
これは、文章だからできることであって、
昔から、とても、目立つのがニガテで、
恥ずかしがり屋で、
緊張しいで、
ずっと声も小さかった。
幼稚園の時と、小学2年生の時に、
転校生をして、
恥ずかしがり屋度マックスになって、
軽い「場面緘黙症」のような感じになっていた時期もあった。
学校では、一部の友達にしか話せない。
しゃべれない。声を出せても、小さな小さな声しか出せない。
もちろん、手を挙げて発表なんて、しない。
そんな私だったので、しゃべる代わりに、
文章を書いてきた。
友達とのお手紙交換や日記、作文となると、
自分を表現できて、自分を出せた。
だから私は、
今でも、しゃべるのよりも、書く方が、
自己表現がしやすい。
ブログに書いている内容を、口で展開しようとすると、
とても難しい。
書くから、説明ができる。
しゃべると、私は、伝えたいことの10分の1も、表現できないんだ。
喋るのがニガテな分、ずっとずっと、書くことで、補ってきた、という自覚がある。
小学校高学年頃になってくると、
学校にもすっかり慣れ、自信もついてきて、
だんだん、普通の声が出せるようになってきて、
一部の男子には、
「凶暴化した!」とも言われるまでに(≧w≦)、強く、逞しくなってきたけれど、
もともと、声が細いため、
やっぱり声量は少ない。
小学校の卒業式の練習で、名前を呼ばれて返事をする場面。
声の小さい人は居残り練習、というのがあったけれど、
もちろん、居残りになった(笑)(←けど、これは、女子は殆ど全員居残りだったけどね)。本番で、きちんと声が出ていたかどうかは、知らん(笑)。
それから学生を終わるまでの間、
出欠で名前を呼ばれて返事をしても、
声が先生まで届かなくて、
出席しているのに、欠席になっていたことが、
何度もある!!!(笑)。
1度や2度ではない(≧w≦)。
声が届きにくいのを自分でも知っているから、
自分でも、毎回、腹の底から、一生懸命返事をしているのにもかかわらず、
声が届かなくて、
声が聞こえないから、先生がこちらを見て、
「居るのなら、返事をしてね」
と言われたり!!!!。
返事、しましたのに~~~~~(R0R)。
(↑心の中では思っても、口に出しては言えなかった(*'ω'*))
学校だけでなく、塾でも。こっちも、一度や二度ではない(´◉◞౪◟◉)。
だから、出欠の時間はちょっとした恐怖でもあった(笑)。
一番前の席のときは、声が届きやすいので安心。
後ろの席になったときは、うわ~~~。どうしよ~~っていつも思っていた。
自分の声量が少ないという自覚があるので、
色々工夫も身に着けている。
カラオケ大好きで、一人カラオケ(笑)を今もよくしに行くんだけれども、
そのときは、
マイクのボリュームを、キーキー音が鳴る直前までMAXに上げる。
そうすると、
自分は無理に大きな声を出そうとしなくても、しっかり歌える。
気持ちがよく歌える。
普通のマイク音量だと、演奏音に、自分の声が負けて、
自分の声が聞こえない上に、
頑張って声を出すと、自分の喉をすぐに傷めてしまう。
だから、極力、頑張らなくてもいい声量で歌えるよう、
マイクの方に頑張ってもらう。
マイクボリュームしっかり上げて、エコーもしっかりかけると、ものすごく、気持ちが良い(*'ω'*)。
また、
喉が強くないという自覚があるから、
夏以外は、ずっとハイネックを着て、
首を冷やさないようにしている。
喉を傷めないよう、喉に良いお茶を、年がら年中、飲んだりもしている。
喉を傷めると風邪をひくから、
喉のケアには、細心の注意を払っている。
また、緊張しぃでもあるから、
人前に出てしゃべったり発表したりするのは、
今でもニガテ。
職業柄、そんな場面がある仕事なら少しは改善したかもしれないけれど、
そんな場面も全くない職業なので、ニガテなまま。
だから、長年やっている趣味のピアノも、絶対発表会の類には出る気が無いし、
最近習い始めたバレエも、敢えて発表会の無い教室を選んだし、
一生、発表会に出るつもりは無い。
そんな感じで、
目立つのがニガテで、声の小さい自覚のある私だから、
大きな声を出す役割というのは、
私には一番無縁の世界だと思っていた。
応援団の応援団長が、地声で声を張り上げているのを毎年見る時も、
和田アキ子が地声で無伴奏の君が代を肚の底から歌っているのをTVで聴いたときも、
すごいなぁとは思うけれど、
どこか遠い、遠い、全く違う世界のもののように見ていた。
それが、我が子が、
あの、応援団長をやるというから、
びっくり仰天したんだ。
きっと、一族郎党、応援団長をやったことのある人が何人もいる家系だったり、
生徒会長みたいなのをやるのが定番なご家庭だったら、
別になんでもない、ふ~ん、って感じのことなのかもしれないけれど、
私にとっては、
まぢで、あの、声張り上げるやつ!?!?
と、
私の子が、できるのか?と、大丈夫なのか?と。
んでんで、子は練習のしすぎて声を日に日に枯らして行って、
本番当日まで声が枯れていたもんだから、
どうなることかと思いきや、
本番では、
ちゃんと声が出ていた。
しかも、この声、
後からも、たくさんの人に、
肚から出た、
透き通った、
混じりけの無い、
いい声だ、
感動した!と、
絶賛していただいた。
「普通にしゃべるとかすれるけれど、
大声を出すときは、なんでかしらんけど、かすれんのんよ。」
と本人はケロッとして言っていた。
何千人もの前で、地声を出すって、
私には、想像もつかない世界だったんよね。
だから、あの私の喜びよう(笑)。
親バカになってもおかしくないがな(*'ω'*)笑。
私、今まで、自分ファーストで自己愛のカタマリだったけど(≧w≦)、
この瞬間、「子を産んでよかった」って、心から思えた。
そのくらい、感動した。
子育ての真っ最中では、
子をカワイイと心の底から思う余裕があんまりなくて、
カワイイ~って思うのは、
過ぎ去った後、過去の写真を見てからだったりしていたけれど(爆)、
やっと、今の今の子を、とてもとても愛おしく見れた。
ご褒美が、来た、と思った。
あぁ、こうして、私は、一体何日間、この余韻に浸り続けるのだろう(笑)。
みんな、そろそろあきれ始めるかもしれんけれど(笑)、
私が年をとって、この世を去る直前に思い出すシーンは、この場面になるかもしれないな、となんとなく思った。
子を産み落とした瞬間と、小学校6年生のこの瞬間と。
それくらい、
声が小さくて緊張しぃな私にとっては、大きなことだったんだ。
私も年を重ねて、だいぶ図太く生きれるようになってきたし、
今ではあちこちで、でかい声で(笑)ぎゃはぎゃはと喋りまくったりすることもあるけれど、
実はまだ緊張しぃで、自分の表現は、
喋るよりも書くことの方が、やりやすい、というのは変わりない。
書かすと、こんな風に、くどいくらいに(笑)、
言葉が溢れだすんだけどね。