岡山行のJRで読んだ2冊の本のうち、一冊。
この方のブログを、時々読んでいる。
文章も表現も、とてもかわいらしい方。
東大大学院の後、アメリカで研究をされている脳科学者でもあるという。
女性が女性で生まれてきた醍醐味を、
存分に教えてくれる方だったりする。
この本から得た内容も、
やっぱり、女たちよ、幸せであれ!!
というようなメッセージ。
そのために、具体的にどうすればいいかが書かれていた。
男性は、「女性を幸せにしているぞ」と実感したいのだ、
ということを、何度も説いてくれている。
尽くしたいのは男性。尽くすのは、女性ではない。
女性が何かをするときは、相手にに尽くすのではなくて、
「楽しいことをやらせてくれてありがとう」
と思えるようなことを、する。
この方の提唱する、
溺愛ループを回す具体的な方法は、
「的を出して、3回お礼を言う」というもの。
的というのは、女性の希望のことね。
「私はこうしたい。だってこんな風に幸せになれるから(^ω^)」
それは、「正しい正しくない」ではなく、
「世間がこうだから」ではなく、
「私が幸せだから」という理由。
これを読んだ後、
私の中に、
「ジャンヌダルクは、兵士の愚痴にいちいちおびえない」
という言葉が浮かんだ。
ジャンヌダルク(女性)は、自分の希望を伝えたら、
ひるむことなく、突き進むだろう。
兵士の顔色を伺ったり、怯えたり、
不平不満に対して、いちいちへこへこしたり、
しないだろう。
女性は、毅然として、
自分の幸せ、自分の進みたい途を、提示すればよい。
そして、その分、たっぷりの感謝とお礼でねぎらう。
男性は、女性のご機嫌に、とっても敏感なんだもんね。
著者の提唱する溺愛ループというやつを、
この著者は、本当に上手に回していらっしゃるんだろうな、というのが、
とてもよく伝わってくる。
女は、そもそも愛されるために生まれてきている。
そんな風に感じる。
もう一冊目は、さとうみつろう氏の『悪魔とのおしゃべり』のレビュー。