心理学を学んだからといって、
不穏な出来事が全く起きなくなるというわけではないよね。
生きていると、いろんな事柄に遭遇する。
アドラー心理学やタッピングや、色んな種類の学びは、
その、「遭遇した出来事」に、
振り回されずに惑わされずに、
それでも生きていける方法、
それでも幸せで楽しく生きていける方法を、
身に着けるためのものなのかもしれないね。
物事が起こったのは、
あなたが悪いからじゃないよ。
進むのは、こっちの方向だよ。
何度も何度も、声が聴こえるけれど、
それよりももっと強力な、
試練が次々とやってきて、
本気度を試される。
こっちだよ、と呼ぶ声を、
全て踏みつぶすかのように、強力なもの。
反省し、心配し、自分を痛めつける方向に、
何度も何度も、戻されそうになる。
自分の「意志」で、自分をしっかり持っているか。
流されそうになる自分を、
踏みとどまって、
自分の意志で、方向を、「選択」していけるか。
不安や怖れは、それを解決したと思っても、
またさらに違う形の不安や怖れを生む。
不安や怖れに流されないように、
自分を見失わないように、
自分の「意志」で、
自分は、どういう方向に進んでいくのかを、「決める」。
そういうことができるようになるために、
心理学の学びはあるのかもしれないな、と思った。