ストリートピアノ仲間にもらった情報。
ベーゼンドルファーというグランドピアノの試弾が、
近くの楽器店にて無料でできるというという。
聞いたことがなかったけれど、
何やらオーストリアの高級グランドピアノらしい。
ピアノが手元に無い私は、
電子以外のピアノなら、何でも弾きたいので、
すぐに食いついた。
知らなかったけれども、本物のフランツ・リストとかも弾いていたピアノを作っていた、
オーストリアの老舗楽器店のピアノらしい。
その価格、なんと1000万円から6000万円!!
家が買えますね。😓
そんな高いピアノ、触るの生まれてはじめてだよ😅。
弾いてきたのがこれ。
(動画録画が10分で切れることを知らなかったから、
途中で切れているよ。
このピアノで弾いた曲、何曲か消えてしまった…)
ドキドキしながら触れると、
最初は、音がくぐもったようで、
うわ!何これ!?
と思った。
YAMAHAのピアノに慣れ親しんだ
日本人にはない感覚かも、と思った。
知らない人に会ったような感覚。
それも、弾いているうちに、
だんだん馴染んできて、
高音の響きの美しさに、
贅沢感を感じた。
高音が、とてもきれいに取れるのよ。
耳に心地よい。
友達に予め聞いていたとおり、
鍵盤は少し重くて、
「革命」とかの曲は、弾きにくかったけれど、
トロイメライのようなゆっくりとした曲は、
とても馴染んだ。
ピアノが素敵すぎて、
自分が負けているな〜というのを
ひしひしと感じた。
最初は違和感があったけれど、一時間も弾いていると、このピアノが新しい相棒であり、高級ピアノである意味が、なるほど分かるような気がしてきて、
そんな気がしてきた頃に、
試弾の時間切れ。
お別れが名残惜しいけれど、
貴重な体験をありがとう、
と、試弾会を終えた。
一応、楽器店のセールスはあるけれど、
値段が値段だから、
こちらも買えるなんて思っていないし、
営業の人も、買ってもらえるなんて思っていなくて😆、
「貴重な経験をさせていただいてありがとうございます😃」と、気持ちよく終えた。
グランドピアノの蓋の裏部分に、
金を貼り付けてあったり、
肖像画があったり、
ポルシェやアウディのグランドピアノがあったりと、
色んなグランドピアノを実物やカタログで見せてもらった。
世の中には色々なものがあるね😆。
こんな高級ピアノ、
もっと上手くなってから出ないと、
弾くの申し訳ないと思ったよ😆。
来週からは、やっと公民館の
ピアノで練習できるので、
しばらくは通しピアノでなく、ガッツリ練習しようと思った。
ストリートピアノだと、練習はやりにくいから、通しばかり弾いていたからね。
いつも、屋外の吹きさらしにある、
調律の狂った、ペダルといつくかの鍵が壊れているストリートピアノを
弾かせてもらっていたから、
この高級グランドピアノの感覚は、
夢のようだった。
この感覚を、いつまでも、
覚えておきたいなと思う。
貴重な体験でした。