今月頭あたりから、一体、なんなのか。
何の前触れもなく、突然、
ラヴェルを弾きたい!という衝動が。
(一応、過去記事貼っておくけど読み飛ばしても大丈夫よ)
公民館に行って弾こうと思ったら、
今日はお休みだった。
しょうがないのでいつも行っていた、グランドピアノのある楽器店を
調べてみると、ここも今日はお休み!
あぁ、やっぱり祝日では無理か・・・と思って、
もう一軒の楽器店に問い合わせてみると、ここは開いていた!
アップライトピアノのレッスンルーム、借りてきたよ。
使用者が私だけで、ガラガラだった。
お盆の時期とかは満室だったんだけどね^^。
ここのレッスンルームを借りるのはかなり久しぶり。
ここの部屋は、公民館の部屋よりも狭いので、
音がとても大きく響く。
最近はずっと公民館で弾くのに慣れていたので、
狭い部屋で大音量を聴きながら弾くのも久しぶりで、
ピアノってこんなに音、大きかったっけ!
耳、大丈夫か!?と一瞬思った(笑)。
ピアノ自体が違うと、音も響き方も個性も違う。
色んなところで色んなピアノを弾くようになって、
それを如実に感じるようになった。
この子(ピアノ)の性格は、ちょっとやんちゃだな、とか(笑)。
公民館のピアノは、おだやかでちょっと優しい女の子のイメージだとか。
いや、実際はそんなのは無いんだろうけれど、
音の返り具合、鍵盤の戻り具合とかから、微妙に、そんな風に感じる。
そして、ラヴェル。
ほんま不思議。
なんでラヴェル?
しかも、この曲、別に今知ったわけではなく、
とても有名な曲だし、
私が小学1年生のときにに買ってもらったテープにも入っていた曲だから、
ずっとずっと前から知っている曲。
でも今まで特に、がっつりと取り組むことはなかった曲。
なのになぜ、突然、今、こんなに惹きつけられるのか。
なぜ突然、この曲が、ある日突然、こんなに愛おしく感じられるようになったのか。
不思議でたまらない。
「弾かなきゃ!!」って降ってきて、
弾き始めたら、ずっと練習していたい、という感覚に襲われる。
一音一音全部が、すごい!って思う。
まだ出だしの数小節をさらっているだけなのに、
とろけそうになる。
切なくて切なくて、きゅんきゅんなる。
自分が弾くと、弾き方は結構台無しなんだけど(笑)、
結構、結構、台無しなんだけど(笑)、
それでも、作曲された音の運びを感じるだけでも、
うは~~~ん!!!(*'▽')ってなる。
この曲、魂に訴えかけてくるよ。
これたぶん、
今、プロが生で弾いているの聴いたら、
鳥肌立つの間違いないわ。
長年同じところから進めなかったのを、
やっと最近少し進めるようになってきたショパンの曲や、
この前見つけて、音を拾い始めたバッハの曲を差し置いて(笑)、
突然、ラヴェルが割り込んできた(笑)。
こうやって、また、
ショパンの曲は、進めずに止まったままになるのだろうけれど(笑)、
この曲、しばらく弾いていたい!!。
あぁ、なんて切ない、きれいな曲なんだ~~~~。
(すっげー!ラヴェルのイラストあったよ!↑
私、ラヴェル、馴染みが無いから、お顔知らなかったよ(笑)。)