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2)風邪を引いたら薬を飲むのではなく断食で治す
これは、荒療治でもあるので、簡単に人におすすめはできないかもしれないけれど、
こういうこと↓を、甲田先生や、多くの方がおっしゃっているんだよね。
「3日食べなきゃ7割治る」。
私もこれは、その通りだと実体験で感じている。
「断食で治せない病は、薬では治せない」ともどなたかがおっしゃっていたけれど、
まさに、そうなのではないかと。
私がこれに気づくきっかけとなったのは、
妊娠中。
案の定、妊娠中にも軽い喘息発作を起こした私は、
色々調べて、薬を飲まずに、梅醤番茶で喘息発作を鎮静させた。
まさに、このときに、「マクロビオティック」という考え方に出逢ったのだけれども、
それまでは、
病気は、薬が治すものだと、信じて疑わなかった。
子どもの頃からそれが当たり前だと思っていた。
西洋薬が効かなければ、東洋薬と、
とにかく、病というものは、
「薬」が治してくれるものだと思っていた。
それが、薬を使わずともよくなる、という体験をこのとき、
初めて経験し、
目から鱗が落ちた。
体はあくまでも、「自分自身」が治し、
薬は、自分自身が回復させるまでの間、一時的に症状を抑えて、
時間稼ぎをするためのもの。
薬が体を治してくれているように見えるけれど、
本当は、結局のところは、自分の体が自分を治している。
ということに気づいた。
実際、試してみると、
薬を使ったときと、薬を使わなかったときとで、
私の回復までの時間は、殆ど変わらないことに気づいた。
それどころか、むしろ、
私の場合は、薬を使った場合の
薬の副作用がひどく、喘息のしんどさに加え、
薬の副作用による手の震えやだるさがひどかった。
これなら、薬を飲まない方が、
いらぬ手の震えやだるさが発症しないのだから、まだマシ、
と思えた。
今までの薬漬けだった生活から一転し、
薬を全く使わない生活に変えた。
最初は不安もあったし、西式甲田療法の亡き甲田先生の奥様に、
メールで相談をしたりもしながら、最初の発作は乗り越えた。
そしたら、いつの日からか、少しずつ、少しずつ、発作の起こらない、
喘息とは無縁の体になっていった。
その3へ続く