自己満足で勝手に楽しむ日記

楽しいことの寄せ集め。

NTT西の見学みたいなイベントに行って来たよ!

NTT西日本の「つうしんキッズワールド」というイベントに行って来た。

NTTの通信のしくみの見学みたいなもの。

 

これが、めっちゃ面白かったヽ(´▽`)/!!

今まで、色んな所の見学会や説明会や、行って来たけれど、

子も、これが今までの中でも一番楽しかった!!って言っていたくらい。

 

 

●市内中心街の地下奥深くを通っている

「とう道」と呼ばれる、通信ケーブルが大量に通してあるトンネルに

入らせてもらったり、

 

●電柱の電線工事のときに、NTTの人が乗って作業されている、

あのゴンドラみたいなのに乗せてもらって高く上げてもらったり、

 

●災害時などの緊急のために用意してある、

宇宙に電波を飛ばして通信する衛星電話の体験をさせてもらったり、

 

●「たこ焼きロボット」と呼ばれる小型ロボットを使った

プログラミング体験をさせてもらったり。

 

 

始終、ワクワクで、面白くて、

子どももだけれども、むしろ大人の方が夢中になったかもしれない。

へぇ!わぁ!って思うことがたくさんあって、

NTTの方にもたくさん質問させてもらったりした。

 

NTTのスタッフの方がたくさんお迎えしてくれて、

こんなに手厚いおもてなしを受けて恐縮する(≧w≦)!

ってくらい、丁寧な対応だった。

 

申し込んで、本当によかった!って思った。

自分の職場以外の職場って、

ロータリークラブみたいなものにでも入っていない限り、

そんなに滅多に見ることができるもんじゃないから、

こういうの、むしろ大人の方が興味津々なのかもしれない(≧w≦)。

 

 

それぞれの体験の様子を、もう少し詳しく書いていく。

 

●地下に通っている通信ケーブルのトンネル「とう道」。

秘密の入り口から、階段を下りて下りてどんどん降りて、

大量のケーブルが張り巡らされているトンネルの入り口に着く。

地下奥深いから、外の気温は39度でも、ここは20度。

たくさんのケーブルが収納されている束が大量に張り巡らされていた。

この束の中に、いろんな通信会社のケーブルも入っているらしい。

 

とてもとても、不思議な空間だった。

 

重要な線がたくさん張り巡らされていて、

この一本でもちょきんと切断なんてしたら、大変なことになるんだろうなぁ~。

 

とにかく、涼しくて気持ちがよかった!(≧w≦)。

こんなに地下奥深くに居たら、

外の世界でたとえ爆弾が落ちようと(≧w≦)何が起きようと安全だろうなぁ~とか、

逆に、ここに入ったまま、出口をふさがれて出られなくなったら、

息苦しくて極まりない悲劇だ~(てか、生きていけない(≧w≦))なんて、

小学生が考えるような単純なことを私も思いめぐらしたりした(笑)。

 

こういうところに入って、定期的にメンテナンスをしたりしてくれている人が

いるから、当たり前のように、電話やインターネットは瞬時につながり、

電話もインターネットも、そもそもこういう設備があるから

つながっていたんだよなぁ。

 

 

 

●次に、室内へ戻って、光ファイバーの実験をした。

光ファイバーに、光がどのように通っているか、

大きな光ファイバーの模型に光を通して、見てみる。

音の発信機から光を出し、光ファイバーを通して、受信機から受け取ると、

音が聞こえる様子。

 

 

●次は、NTTの電線修理のときに、工事をする方が乗っていらっしゃる

ゴンドラのようなもの、あれに乗せてもらって、写真を撮ってもらった。

子は、ゴンドラの操作までさせてもらっていた^^。

電柱の高さよりもかなり高く上げてもらって、

高い所大好きな私は(笑)、すごく楽しかったヽ(´▽`)/。

ちょっとした遊園地の乗り物気分(笑)。

平和公園とか市民球場後の景色がよく見えた。

 

 

●次は、衛星電話の体験。

緊急災害時など、もしも地上の電話回線とかがダメになってしまったときのために、

宇宙に電波を飛ばして通信をする、衛星電話と言うものがある。

一旦、宇宙に声を送って、返ってくるから、

声が遅れて届く。

子と隣に居ながら、宇宙を経由して会話^^。

なかなか面白い体験だった。

 

 

●そして、最後は、プログラミング体験。

「たこ焼きロボット」という小型のかわいいたこ焼きサイズのロボットに、

予め色認識のプログラミング情報が入れてある。

たこ焼きロボットは、色情報のシールを読み取ることで、進んだり止まったり、

方向を変えたり、という命令に従う。

子どもたちは、色情報のシールを、迷路みたいな地図に貼る、というもの。

 

なるほど。これは、

アルゴリズムの勉強だな、と思ったけれど、

 

話を聴いていると、それだけではなく、様々な能力につながる学習である

ことを知った。

 

文科省が2020年からプログラミング教育を必須としているその目的は、

「プログラミングができるこようになるため」

というだけでなく、

それを通して、

物事を見る力、答えは複数あるということを知る、

抽象化する力、概念化する力、順序だてて考える力、

などなど、あらゆるいろんな方面の能力の取得を期待していると。

 

なるほどな!と思った。

確かに、

「答えが一つではなく複数ある」ということは、プログラミングで学べる。

プログラミングする前に立てるアルゴリズムは、

人の数だけある。

マークシート方式の試験に見るように、「答えは一つ」だった私たちの世代とは、

違う、本来の、新しい時代が来ていると。そんな風に感じた。

 

前職のSE新人研修の時のこと。

プログラムが完成できなくて行き詰っていたとき、

「こういうアルゴリズムを立てるのは、『普通』ですか?」とインストラクターに聞いたとき、

「『普通』っていうのはないんですよ」と真っ先に言われたのを覚えている。

解法も、答えも、一つじゃない。

たどり着き先は同じでも、そこに至るまでの道筋はいくらでもある。

 

人生もそう。

 

そのことは、プログラミングだけでなく、バレエでも、

ピアノのでも、仕事でもなんでも、

あらゆる分野の物事が、そのことを教えてくれる。

 

プログラミングをしていたとき、

自分の立てたアルゴリズムは、自分独自のモノであり、

他の誰も理解できないから(笑)、

書き始めたら最後、自分が最後まで面倒を見ないと、

誰にもどうすることもできない、

と感じて、

なんて孤独で恐ろしい世界なんだろうと思った(笑)。

なんて孤独との闘いなんだろう、と思った。

 

でも結局、自分の人生だって、

自分の立てた理論の中に自分だけが住んでいて、

自分だけの戦いで、

誰もどうすることもできない、というのは一緒なのかも。

 

人生も、自分が、プログラミングしている。

 

 

こう考えると、深い~、

これも、深い~。

と、一人で感動したりしていました(≧w≦)。

 

 

 

以上、ざっと、思い出すままに書いてみた。

 

 

なんか、文部科学省、小学生の英語教育を突然始めたように、

プログラミング教育とかなんとか言って、大丈夫なの??

みたいな意見もときどき聴くけれど、

 

なんだか今日、話を聴いた感じでは、

 

いや、さすが日本の有識者の方々は

よく考えておられる、と思った。

 

新たな試み、そりゃ、うまくいくかもしれないけれど失敗もするかもしれない。

でも失敗しても得るものはあるし、

失敗を恐れていては成功もない。

 

それに、なによりも、大人が失敗したと思っても、

子は、そこから大人が思いもよらない部分で何かを掴んでいる。

 

親が、

「物事を順序良く筋道立てて考える能力を身に着けさせよう」

と思っていても、

子は、

そんなところはすっ飛ばして、

「探求心」とかを身に着けているかもしれない。

 

たこ焼きロボットを使って、楽しそうにはしゃいでいる子どもたちの様子を

見ていると、

楽しみながら学ぶこと、

ドリルを解くことで身に着ける能力とはまた違う方向から刺激する能力、

というようなものを感じた。

何からでも、人は何かを得る。

だから、本当は、失敗も失敗じゃない。

色んな事を、どんどんやってみればいいのかも。

そんな風に思った。

 

いや~。どこに行っても結局、学んでくるのは人生哲学よ(≧w≦)。

 

 

とにかく、充実した時間を過ごさせていただいた。

あまりにも感動したので、

アンケートにお礼をたくさんたくさん書いた^^。

 

 

毎日通っているあの道のずっと下に、

大量の電線が通っていること、

あの交差点の真下に、

あんな空間が拡がっていること。

明日はちょっと意識して通るかもしれないな^^。

 

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