自己満足で勝手に楽しむ日記

楽しいことの寄せ集め。

トラウマが解消した瞬間 ー(トラウマ編3)

前回、前々回の続き。

 

 

きっかけは、ほんの些細なこと。

岡山の心理学講座の中で、

あの、定番の、「100個夢を書くシート」の話をしていたとき。

「夢って、書くと叶うよね~。」

「そういえば、私、この前沖縄に行くっていうの叶ったわ~^^」

とかふわふわと話していて、

「あ、でも私、昔、書いても叶わんことあったわ~。

すごく具体的に書いたのに~」

「そうなんだ~。なんでだろうね~」

とかいうやりとりをした。

 

 

そのときは、そのままさらっと流して終わって、

気にも止めなかった。

 

それが、帰りのJRの中で突如、

「叶わなかった」「失敗した」「終わった」

って決めていたのは自分だ!!!!

 

叶わなかったんじゃない

失敗したんじゃない

終わっていない

 

まだ続いている!!!

 

って思った。

 

「書けば叶う」っていうことに、

期限は無い!!

 

 

 

 

それは、講座が終わった後、

岡山駅で、いつものように

長時間、たくさんたくさんおしゃべりをした、

その話の中にも、ヒントがあった。

 

すっかり打ち解けているので、

私は、

昔、人に見せるのをためらっていた自分のドロドロした部分も、

今では正直に吐き出せるようになっていた。

色んな人の生き方を聴いて、

衝撃も受けた。

そんな状態での帰途の列車の中のこと。

ありのままの自分を出し切って

脱力して緩み切った状態の中。

 

 

 どの段階かで、「失敗」だと思ったとしても、

その先がある。

いつでも挽回は可能だし、

いつからでもチャレンジはできる。

 

そう思った次の瞬間、

私は、自分自身に衝撃を受けた。

これ、私自身が証人でもある!!と。

 

私は去年、39歳から、クラシックバレエを始めた。

未経験なのに。なんでか知らんけど突然(笑)。

昔からの夢だったわけでも何でもなく、

なんか知らんけれど、それを媒介する友人との話のなかから、

突然、あれよあれよと状況が整い、

なんでか知らんけれど、

曜日や方針や場所やあらゆることが、

自分にぴったりすぎるくらいぴったりの教室に、

何の苦労も無く巡り会えた。

そして、辞めることなく続いてもうすぐ2年。

日に日にレッスンについて行けるようになって、

今、めちゃくちゃ楽しい。

 

3歳からしか始めることができないものだと思いこんでいたバレエを、

自分自身が39歳から始めているではないか!!

 

そして、こんなにも楽しめているではないか!!

 

私は別に、子供の頃からバレエをするのが夢だったわけでも何でもなかったけれど(笑)、

 

こんなこともある!!

 

 自分自身が証人。

これほど説得力のある証人は居ないではないか!!

 

 

何かに制限をかけるのは自分であって、

自分が「終わり」だと思わなければ、

「終わり」って無いんだ。

死ぬ直前まで。

 

って思った。

 

 

そして次の瞬間、

 

 

夢が叶うかどうかは問題ではない

 

ということにも気づいて衝撃を受けた。

 

私にとって、

夢が、生きている間に叶うか叶わないかよりも、

「叶えられるという、可能性がまだある

 

叶えてもいいし、

叶えなくてもいいけれど、

叶えたくなったら、

いつでも叶えることができる可能性がある

 

これが、私が欲しかった答えだったんだと。

 

そう思えたとき、

涙があふれ出した。

 

失敗じゃない、終わりじゃない、

幕を引く必要はない。

 

私には、可能性がある

 

実際あるかどうかは関係無い。

死の直前まで、そういう風に

自分で勝手に思っていても、それは自由なんだということ。

幕を引くのは、

 

「諦めたら、そこで試合終了ですよ」の世界。

(突如、スラムダンク(笑))

 

諦めなかったら、終わりは無いんだよ。ってこと。

 

 

だから私は、「失敗した」って思わなくてもいいんだということ。まだ終わっていない。

まだチャレンジしている途中だと思ってもいいんだということ。

まだ途中なんだということ。

 

「夢を叶えるシート」に、期限は無い

 

 

そんなにもくやしくてくやしくてくやしい(笑)のならば、

おばあちゃんになった後にでも、なんなら今でも、リベンジするべくチャレンジしても、いいんだと。

 

これ、実は夫からも今までに何回も何回も言ってもらっていた言葉なんだけれども、

そのときはピンと来ていなかった。

 

今とか将来とかに叶えてもしょうがないんだと。

私にとってはこの夢は、甲子園と同じで(笑)、

18歳のときに叶える夢であって、

その先のことがどうだとかよりも、

ただ、「合格したという事実」だけが欲しかったんだと。

実際の所、これが実は本音だったから、

「将来リベンジ」とかいう話にはあまり耳を貸していなかった。

18歳をとうに過ぎた私のことを考える時間があったら、これから18歳になる予定の我が子へ!とか思っていた。

私のチャレンジする時は、もう「終わっている」んだと、

思い込んでいた。

 

 

終わっていなかった

と気づいた瞬間、

私は私の人生を歩まなきゃ、と思った。

 

私、まだ現役だったヽ(´▽`)/!!

 

今、やりたいわけではない子にちょっかいを出している場合ではないぞよ(笑)。

 

 

「やりたい」という気持ちは、いつどんな風に巡ってくるか分からない。

何歳で何が巡ってくるか、分からない。

 

今やりたいと思っていない人に、やりたくないことをやらせようと頑張ったり、

今やりたいと思っている人から、やりたいことを奪ったりするのって、

エネルギーの無駄なのかもしれない。と思った。

やりたくない人にやりたくないことを押しつけている暇などない。

自分も、今やりたいことをやらなかったら、

自分の今が過ぎてしまうではないか。

 

 

私が、突然、変な時期にクラシックバレエを始めたくなったように(笑)、

突然、変な時期に、

また再チャレンジしたくなったらしてもいいし、

したくならなかったらしなくてもいい。

 

私は今は、今の仕事が大好きで、辞めるだなんて

全く考えられないから、

もしやるとしたら、定年退職した後に、

 

そのとき、もしまた、やりたいと思ったら、

 

やればいい。

実際はできるかどうかは分からない。

 

でも、できるかどうかは、関係が無いんだ。

 

そういう「夢」を持っているということ。

 

 

そんなの叶うわけが無いだろって言われたり、

現役の人に鼻で笑われても関係が無い。

そこには問題がないのだから。

 

自分の中で、「可能性がある」ということを、

生かすか殺すか、

それだけのこと。

自分の中の世界のこと。

 

可能性がある。と、

自分が思う、ということ。

そのことだけで、私は、満足すると思ったし、

これが私にぴったりの答えだったのかもしれない。

 

そして、それは、

夢として挙げたから、叶えなければならないというものでもなく、

人に言ったから言ったとおりにやらなければならないというものでもなく、

引っ込めたくなったら、自分で引っ込めてもいい。

 

 

 

全ては、自由だったんだ。

 

 

私には、自由と、可能性がある。

失敗じゃない。破れてなんかいない。

まだ終わっていない。

 

私の、28年のトラウマ(笑)が、

解消した瞬間だった。

 

 

何故自分が突然バレエを始めたのか、

自分でもよく分からなかったが、

もしかしたら、私は、自分自身で自分自身をこんな風に勇気づけるために、バレエを始めることになっていたのか!?
と思うと、身震いがした。

私にとって、このタイミングでバレエに出会ったのは

必然的だったのかもしれない。

私が出会うのは、正規のルートの通り3歳ではなく、

ちょっと変わった(笑)39歳だったんだ。

その人その人にとって、出会うタイミングというものが

あるのかもしれない。

 

(続く) 

 

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